中古戸建を考えているあなた。購入する際、事前に知っておくべきポイントってご存知ですか?
そのポイントを知る、知らないで今後の新しい生活、数年、数十年後に違いが出てきますので、しっかり勉強が必要です。
では、それらのポイントをご紹介致しましょう。
築年数をチェック!
築年数をまずは確認しましょう。
昭和56年以降に建築基準法が厳しくなり耐震性が増していますので、「築年数35年未満」をお勧めします。
とはいうものの、築年数が経過していても基礎や骨格がしっかりしている中古住宅もあります。
築年数をチェックするのですが、ここで知っておくべきポイントは、「耐用年数=建物の寿命ではない」ということです。
中古物件の建物価格を考えるときによく耐用年数が用いられます。
法律として、マンションに多い鉄筋コンクリート造では47年、木造の一戸建て住宅では22年が税務上減価償却処理する場合の基準として設けられています。
ですが、住宅としての建物は全国平均約53年で取り壊されているそうです。
構造種別でみると木造の一戸建てでは58年、マンションなどの鉄筋コンクリート造の共同住宅では60年平均です。
地域によって差はありますが、耐用年数を超えて存続し、さらにはより長い期間住宅としての機能を持続している建物も存在します。
築年数は外観からではわかりませんので、不動産業者さんに聞くか、大工さんなどと一緒に確認しに行きましょう。
家の構造を天井裏から床下までしっかり確認し、リノベーションやリフォームが問題なくできるのかどうかもチェックしておくべきです。
つまり、築年数は関係なく「中身がしっかりしているかどうか」ということになります。
床下には要注意!
住宅の構造をチェックするのに、一番重要といっても過言ではない「床下」。
戸建住宅の床下からは、数多くの情報を得ることができるのです。
では、床下から得られる情報とはどのようなものがあるのでしょうか。