住宅購入の際に、多くの方が利用するのが「住宅ローン」。
「自分の年収でいくら借りれるのか」「住宅ローンの目安はいくらだろう」など、借入額の目安を知りたいという声をよく耳にします。
一方で、よく聞かれる「住宅ローンは年収の◯倍」を鵜呑みにすると、身の丈に合わないローンを抱えてしまうことも。
そこで、本記事では住宅ローンの借入額についての考え方と現実的な借入額の目安についてご紹介します。
住宅ローンは年収の◯倍を鵜呑みにしない
住宅ローンについてよく聞かれる、「住宅ローンは年収の5倍以内に収める」や「年間返済額を年収の25%以内に収める」といった話を鵜呑みにしないようにしましょう。
自分が返済できる金額は、年収や家族構成、ライフスタイルによって大きく変わります。
セールストークとして広く利用されることからも、こうした話は購入を考えている人のハードルを下げる狙いがある、といえるでしょう。
不動産の購入は、多くの方にとって現実味のない価格。
検討を重ねるうちに徐々に金銭感覚が麻痺してくることも。
年収の◯倍といった話は、購入を迷っている人に納得感を与え、買うための理由を与えてしまうので注意が必要です。