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知っておきたい!マンション購入後にかかる維持費について解説

家の購入は、ほとんどの人にとって人生で一番大きな買い物ですよね。

どうしても物件自体の金額に注目してしまいがちですが、忘れてはいけないのがその後の維持費です。

特にマンションの場合には、戸建てにはかからない維持費が毎月発生するので、事前に理解しておかないとローンに加えて支払うのが大変になってしまうことも考えられます。

そこで今回は、マンション購入後にかかる維持費について解説しましょう。

マンション購入後にかかる維持費

マンション購入後にかかる維持費にはどんなものがあって、何に使われるのでしょうか?

エリアや平米数などによって金額は異なりますが、目安となる費用相場についてもご紹介します。

 

①管理費

②修繕積立金

③駐車場代・駐輪場代

④固定資産税・都市計画税

⑤保険料(火災保険・地震保険)

 

<①管理費>

管理費は、戸建てにはなくマンションのみに発生します。

マンションには玄関・廊下・階段・エレベーター・ゴミ置き場・庭などの共用部分が多数あります。

こうした共用部分を維持・管理するための費用です。

 

*管理費の用途例

・共用部分の電気代

・共用部分の水道代

・共用部分の清掃代

・エレベーターなどの保守点検代

・共有部分の消耗品交換代

・管理人の人件費

・共用部分の保険代

・その他、各種設備の維持・管理代

 

*費用相場

1万円〜1万5千円程度(150円前後/m2)

 

管理費は、マンションに住んでいる人が一律料金で支払っているわけではなく、家の大きさに応じて支払うことになるため、平米数が大きい家ほど高くなります。

またプールやフィットネスジムなどの設備があったり、常駐のコンシェルジュ(クリーニングや宅配の手配なども行う)がいたりと、グレードの高いマンションの場合は大幅にアップします。

一般的な設備であっても、戸数が少ない場合も管理費が高くなる傾向にあります。

管理人の人件費や、一つの設備に対する負担が大きくなるためです。

②修繕積立金

戸建てでも修繕費用は必要ですが、マンションの場合は毎月修繕積立金として支払うことになります。

建物を修繕することはもちろん、老朽化を防ぎ、安心・安全にマンションで暮らしていくための費用です。

修繕積立金の中でも、最も大きな用途となるのが、10〜15年ごとに行われる大規模修繕です。

 

*修繕積立金の用途例

・10〜15年ごとに行われる大規模修繕費

・地震や台風などの自然災害による被害の修繕費

・給排水管の修繕・取替費

・集合ポストや宅配ボックスの修繕・取替費

・消防・防災用設備の修繕・取替費

・外壁の改修工事費

・屋根、屋上の防水改修工事費

・駐車場や駐輪場の修繕、増設費

・受水槽の修繕・取替費

・その他、各種設備の修繕・取替費

 

*費用相場

1万円〜1万5千円程度(150円前後/m2)

 

修繕積立金は管理費と同様に、マンションに住んでいる人が一律料金で支払っているわけではなく、家の大きさに応じて支払うことになるため、平米数が大きい家ほど高くなります。

気をつけなければならないのは、修繕積立金の金額は上がる可能性が高いことです。

多くのマンションでは、段階増額型という、数年ごとに修繕積立費用が増額する形式を取っているのです。

その理由はいくつかあり、新築マンション販売時に販売会社が初期費用を安く見せたいこと、実際にマンションの老朽化が進んできたタイミングで本当に必要な費用を算出する必要があること、老朽化が進んだことでより多くの修繕費用が必要となること、などが挙げられます。

そのほか、近年では人件費や材料費が高騰しており、想定よりも修繕費用がかかってしまうことになり、仕方なく値上げをするケースも増えてきています。

修繕積立金が安いことは魅力的に見えますが、修繕が必要なタイミングで修繕ができなければ意味がないので、適正な価格であるかどうかが大切だといえるでしょう。

 

2008年に国土交通省の「マンションの修繕積立金に関するガイドライン」ができたので、それ以降はこのガイドラインを基準に修繕積立金が設定されるようになってきています。

 

③駐車場代・駐輪場代

自動車や自転車を所持している場合にかかるのが、駐車場代や駐輪場代です。

戸建ての場合は敷地内におけることがほとんどだと思いますが、マンションの場合は別途費用が発生します。

 

*費用相場

自動車の駐車費用はエリアによってかなり差が大きいですが、

郊外で2千円〜5千円程度

都市部で2万円〜3万円年程度

が目安です。

目安としてお伝えしたものの、東京都心部の一部エリアでは10万円近いところもありますし、同じ郊外、同じ都市部でもエリア差は大きいです。

また、駐車場代0円という物件もありますが、実は管理費に上乗せられているということもありますので、駐車場代だけではなく、管理費が近隣のよく似た物件と比べて高過ぎないかも確認するようにしましょう。

 

自転車・バイクの駐輪料金は、

自転車が100円〜500円程度

バイクが500円〜2000円程度

が目安です。

自転車は無料のところもありますが、最近は違法駐輪と区別するためにも、有料化しているところが多いようです。

 

④固定資産税・都市計画税

マンション、戸建てに関わらず必要なのが固定資産税・都市計画税です。

固定資産税とは、毎年1月1日時点で建物や土地などの固定資産を所有している人が支払わなければなりません。
税額は固定資産税評価額×1.4%で算出され、マンションの建っている場所の地価、広さ、築年数などによって評価額が異なり、この評価額は3年に一度見直されます。
一般的に、木造戸建てよりも耐用年数が長いマンションの方が、固定資産税評価額が高くなることが多いです。
※住宅にかかる固定資産税については、各種の軽減措置が設けられています。

都市計画税とは、都市計画事業や土地区画事業の費用に充てることを目的にした市町村税で、毎年1月1日時点で市街化区域内に建物や土地などを所有している人が支払わなければなりません。
市街化区域とは、都市計画法によって指定されている都市計画区域です。税額は固定資産税評価額×上限税率0.3%で算出されます。
該当エリア以外にお住まいであれば、都市計画税はかかりません。
※住宅にかかる都市計画税については、各種の軽減措置が設けられています。

 

⑤保険料(火災保険・地震保険)

ほとんどの人が加入しているのが、火災保険です。

日本は地震が多いので、加えて地震保険に加入する場合もあります。

1年単位よりも、5年や10年の長期契約の方が割安のため、長期で加入する方が多いです。

保険料に関しては、マンションは戸建てよりも安いです。

なぜなら火災保険は、火災や自然災害のリスクに応じて金額が決まりますが、一般的に戸建てよりもマンションの方がリスクは低いと考えられているからです。

マンションの大きさや補償内容などによって金額には差がありますが、最低限の補償をつけた場合であっても、10年間で5万〜10万円程度はかかると考えておくと良いでしょう。

 

最後に

一般的に、維持費は戸建てよりもマンションの方がかかるといわれています。

マンション購入の際は、維持費がどれくらいかかるのか、今後上がる可能性はあるのか、という点も考慮するようにしましょう。

管理費は戸建てには発生しませんが、戸建てに住んでいれば自分たちで行う必要がる家の周りの掃除やゴミ出し当番などの仕事を、しなくても良いというメリットもあります。

施設やサービスが自分の生活にとってどれくらい価値があるものなのか、その管理費や修繕積立金を支払う価値があるものなのか、実際の生活をイメージしながら、判断してくださいね。