
家を建てると決めたら、どんな家を建てるかの前に、どこに家を建てるのかを考えなければなりません。
快適な生活を送るためには、どんな家に住むのかも非常に重要ですが、それと同じくらいか、それ以上にどんな土地に住むのかが重要になります。
土地は大きな買い物ですので、後悔するわけにはいきませんよね。
そこで今回は、土地探しのコツを、土地探しの流れや注意点と合わせてご紹介します。
土地探しの流れ
土地探しをするには、ある程度決まった流れがあります。
まずは流れをつかんで、決めなければならないことを整理していきましょう。
①住みたいエリアの条件を整理する
交通利便性(利用したい沿線や、駅までの距離など)、生活利便性(スーパーマーケット、病院、役所などの数や距離)、自然環境(公園の数や距離など)、職場までの距離、学校区など、叶えたい条件や、優先順位を整理しましょう。
②予算を確認する
どれくらいの金額で購入したいのか、いくらまでなら出せるのか、予算を確認しましょう。
③どんな家を建てたいのかを決める
平屋を建てたい、駐車場は2台分欲しい、日当たりの良いリビングルームが欲しいなど、どんな家を建てたいのかによって、土地の広さや条件も変わってきます。
土地を決める前に、どんな家を建てたいかはしっかりと決めておきましょう。
④土地を探す
土地探しの方法としては、
・インターネットなどで土地を探す
・希望エリアを実際に歩いて土地を探す
・不動産会社に依頼する
・ハウスメーカーや工務店に依頼する
の4つのパターンが考えられます。
自分に合った方法で土地探しをしましょう。
⑤買付証明書を提出する
購入したい土地が見つかったら、購入意思を伝えるために売主または仲介業者に買付証明書を提出します。
提出前に、建てたい家が建てられるのかどうか、ハウスメーカーや工務店に確認しましょう。
⑥住宅ローン事前審査を受ける
家の建築に住宅ローンを利用する場合は、このタイミングで事前審査の申し込みをしましょう。
土地にも融資を受ける場合は、土地先行融資(つなぎ融資)を利用することが多いです。
どの金融機関でも土地先行融資ができるわけではないので、事前に確認が必要です。
⑦土地の売買契約を締結する
事前審査が通ったら、不動産売買契約を結びます。
⑧住宅ローン本審査に申し込み、金銭消費貸借契約を締結する
住宅ローン本審査に通ったら、金融機関と金銭消費貸借契約を締結します。
⑨融資実行後、土地引き渡し・所有権移転登記を行う
融資が実行されたら、土地が引き渡されます。
また、土地の代金が支払われると同時に、所有権の移転も行われます。
土地探しをするときの注意点
土地を購入したら、あとは好きなように好きな家が建てられるわけではありません。
土地には、容積率、建ぺい率の制限や、道路斜線制限、隣地斜線制限など、様々な制限がありますので、購入前に必ず確認しましょう。
現在の建築基準法では、原則として幅が4m以上の道路に2m以上に接していなければなりません。
古家付きの土地の場合には、新しく家を建て替えることができない可能性もあるので、注意が必要です。
また、土地の境界線の確認も重要です。
境界線が曖昧なままですと、購入後に隣家とトラブルになってしまう可能性もあります。
境界線が確定しているのかを確認し、もし確定していなければ売主に確定してもらうようにしましょう。
土地探しを成功させるポイント
土地探しを成功させるために、押さえておきたいポイントをご紹介します。
新しい家を建てて実現したいことを明確にする
なんのために新しい家を建てるのか、建てることでどうなりたいのかを明確にすることが重要です。
ここがしっかり定まっていれば、その後の判断がしやすいですし、誤った判断をするリスクは大きく下がります。
土地探しをする前によく家族で話し合い、実現したいことをできるだけ具体的にイメージしておきましょう。
必ず現場を自分の目で見て確かめる
土地の条件や周囲の情報などを文字や画像で確認することは可能ですが、必ず自分の目で見て確かめるようにしましょう。
駅までの距離感や街の雰囲気など、現場に行かなければわからない情報はたくさんありますし、実際に見に行ってみると、図面と土地の形や縮尺が違っているなんてこともあります。
平日と休日、昼と夜で環境が異なることもあります。
日にちや時間帯を変えてチェックすることも必要です。
時間の許す限り、範囲を広げて周辺のチェックもしておくとよいでしょう。
周辺の雰囲気だけではなく、スーパーマーケットやレストランの価格帯、駐車されている車などをみるとある程度の生活水準を知ることができます。
自分たちが生活しやすい場所なのかを判断する情報として覚えておいてください。
ハザードマップを確認する
日本国内で地震や台風に見舞われることは避けられませんが、土地によって災害のリスクの高さは異なるので、リスクの高い土地を避けることは可能です。
市区町村のHPなどではハザードマップが公開されているので、よく確認するようにしましょう。
土地購入前の重要事項説明でもハザードマップの説明がありますが、早い段階から知っておくに越したことはありませんし、ハザードマップで気になるところがあれば、浸水履歴や防災マップなどの災害に関する情報をより詳しく調べることもできます。
ハウスメーカーや工務店のプロの目を活用する
購入した土地で希望の家が建てられるのか、採光や目隠しはどのように行うのか、注意点はないのか、コストはどれくらいかかるのか…こういったことは、不動産屋ではわかりません。
そのため、ハウスメーカーや工務店を先に決めておき、土地を一緒に見てもらうという方法もあります。
ここで確認ができていれば、土地を購入したものの希望の家が建てられないといった失敗を避けることができます。
まとめ
土地探しを成功させるには、家を建てることで『どんな暮らしを実現させたいのか』を明確にしておくことが重要です。
あとは、それが実現できる土地なのかをきちんと確認した上で購入すること。
高い買い物ですから、焦りは禁物です。
土地の特徴やルールの確認、周辺環境の確認、災害リスクの確認、予算の確認…と、ある程度時間をかけて行う必要があります。
これだ!という土地に出会えた時にスムーズに購入できるように、今回ご紹介した流れた確認すべきポイントをぜひ覚えておいてくださいね。






