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2025年12月3日2025年版|北九州市の中古住宅売買事情を総まとめ
北九州市の中古住宅市場は、2024年から続く価格変動・買い替え需要・リノベブームの影響を大きく受けながら、2025年も活発な動きを見せています。「新築よりリーズナブルにマイホームを手に入れたい」「自分たちの暮らしに合うリノベ物件を探したい」というニーズが年々増えている一方で、売主側にとっても“売り時”が続いていることが特徴です。 本記事では、北九州市の主要区(小倉北区・小倉南区・八幡西区・門司区)を中心に、最新の中古住宅市場動向、物件タイプ別の特徴、売却・購入のポイントまで、2025年の市場を総まとめします。 \まずは気軽に相談できます/▶ マイホーム相談会はこちらhttps://baibai.answerclub.co.jp/info/10262/ 1章:2025年 北九州市の中古住宅市場の全体像 2025年の北九州市では、「中古住宅の人気上昇」という流れがより鮮明になっています。特に以下の点が市場を動かしています。 ● 新築価格の高騰で“中古+リノベ”が標準選択肢に 新築マンションは北九州でも4,000万円台が珍しくなくなり、土地価格や建材費の上昇を受けて新築戸建ても高騰。これにより、中古物件を購入して自分たちの暮らしに合わせてリノベするスタイルが30〜40代中心に広がっています。 ● 金利上昇の影響は軽微。中古物件の相場は安定 2025年の住宅ローン金利は横ばい〜微増の予想ですが、中古住宅の価格相場に大きな変動はありません。特に北九州は新築供給が限られるため、中古物件が安定した“買いやすい価格帯”を保っています。 ● 世代別の住み替え需要が増加 子育て世帯の“広い家への移行”、シニア層の“コンパクトな住まいへの縮小”、単身世帯の“駅近マンション需要”など、あらゆる層で住み替えの動きが活発です。 2章:中古マンション・中古戸建・リノベ物件の特徴と人気ポイント 北九州市ではエリアによって人気の中古物件タイプに差があります。購入計画の方向性を決めるためにも、まずは「どのタイプがどのエリアで動いているか」を理解することが大切です。 【中古マンション】小倉北区・門司区で人気が上昇 ● 小倉北区 中古マンションの注目度が高い理由 駅・商業施設が集中し利便性が抜群 賃貸需要も強く資産価値が落ちにくい オートロック・管理体制が良い物件が多い ● 門司区 中古マンションが選ばれる理由 手頃な価格帯で初めての持ち家に最適 門司港エリアの眺望物件が人気 レトロ地区の雰囲気と相性の良いリノベ需要も増加中 【中古一戸建て】小倉南区・八幡西区が強い市場 ● 小倉南区 中古住宅の人気ポイント 車移動が中心の生活圏で駐車場2台以上の物件が豊富 子育て環境が整っている 土地が広い傾向がありリフォームの自由度が高い ● 八幡西区 中古物件の動きが活発な理由 価格帯に幅があるため“選べる市場” 黒崎エリアを中心に生活利便性が高い 一戸建てが比較的買いやすい価格 【リノベーション向き物件】北九州市全域で需要拡大 中古でも“自分らしい暮らしの実現”を求める層に支持されており、特に以下が注目ポイントです。 配管・構造がしっかりした築25〜35年前後のマンション 間取り変更しやすい物件(壁式よりラーメン構造が人気) 立地は良いが室内が古い“伸びしろのある物件” アンサー倶楽部でもリノベ例が増えており、「中古×リフォーム」の需要は年々加速しています。 3章:北九州市の主要エリア別|2025年中古物件事情と相場観 ここではエリア別に人気の傾向と特徴を解説します。 ◆ 小倉北区(北九州市 中心エリア) 単身・DINKSの購入需要が強い 中古マンションのリノベ需要が継続的に増加 資産価値が落ちにくいエリアのため売却も有利 2LDK・3LDKの流通量が豊富 ▶ 小倉北区 中古マンションを探す人が増えている理由駅・商業施設・医療機関・教育施設が揃い、生活利便性が市内トップクラスだからです。 ◆ 小倉南区(戸建てとマンションがバランス良く動くエリア) 子育て世帯に人気 駐車場2〜3台がスタンダード 価格のバランスが良く“買いやすい” 中古一戸建てのリフォーム事例が増加 ▶ 小倉南区 中古物件は「広さ×価格」で選ばれやすい新築に比べて広さを確保しやすく、リノベ前提の方にも好相性。 ◆ 八幡西区(戸建重視のファミリーが多い) 黒崎・永犬丸・三ヶ森など商業施設が充実 一戸建ての選択肢が多い リノベーション前提の若い夫婦からの相談も増加中 ▶ 八幡西区 中古物件の特徴「土地が広い」「駐車場が多い」など車社会に向いた物件が豊富で人気。 ◆ 門司区(手頃な価格と景観の良さが魅力) マンション価格が市内でも手頃 オーシャンビュー系の物件が人気 初めての持ち家として検討されやすい ▶ 門司区 中古マンションは“価格の安さ × 眺望”が魅力リノベに向く築古マンションも多く、若い単身層にも支持されています。 4章:中古住宅が“売れる・買われる”物件の特徴 近年の購入層が求めるポイントには明確な傾向があります。 【1】立地と生活動線 駅・バス停・商業施設の距離 子育て世帯では学校・公園が重要 賃貸需要を踏まえて資産性を評価する動きも増加 【2】駐車場の有無(特に2台以上) 北九州は車移動が中心のため、駐車場条件は戸建て選びで最重要項目。 【3】室内状態より“建物の健康状態”を重視 基礎 配管 給湯・電気・ガス設備 目に見えない部分の劣化を気にする人が増え、インスペクションの活用が売却成約の鍵になります。 【4】売主側の事前リフォームが効果的 クロス張替え 床の補修 ハウスクリーニング 5〜20万円程度の軽微な改善でも、内覧者の印象は大きく変わるため“高く売れる確率”が上がります。 5章:2025年に北九州で中古住宅を買うメリット・注意点 メリット 新築より総額を抑えられる 自由にリノベできる 資産価値の落ち着いた物件を選べる 家族構成や暮らしに合わせて柔軟に選べる 注意点 修繕積立金の値上がり傾向 給排水管の劣化確認 築古マンションの構造による制約 リフォーム費用の事前見積もりが必須 購入前の不安を解消したい方へ▶ マイホーム相談会(プロが無料で相談に対応)https://baibai.answerclub.co.jp/info/10262/ 6章:2025年は“中古住宅の売り時”でもある理由 北九州市では中古物件の需要が底堅いため、売却を検討している方にとっても今年はチャンスです。 ● 人口減少エリアでも需要は安定 中心部・駅近はもちろん、戸建需要の強い小倉南・八幡西は売却が動きやすい状況。 ● 住み替え需要増加による流通活発化 親の家を相続して売却するケースも増えています。 ● 良質な物件は“早期成約”が目立つ 室内状態が比較的きれいな物件、立地が良い物件は1〜2週間で成約することも。 7章:失敗しない中古住宅の買い方・売り方ポイント 購入のポイント 予算にリフォーム費用を含めて計画 インスペクションの実施 管理会社の質を確認(マンション) 生活導線の相性チェック 売却のポイント 適正価格でのスタートが重要 室内の印象管理(照明・匂い・片付け) AI編集やホームステージングで写真を魅力的に 8章:アンサー倶楽部が選ばれる理由(地元密着 × 実績) ● 北九州市の中古住宅への深い知識 各区ごとの生活環境・価格相場・リノベ需要を熟知。 ● 中古住宅 × リフォームのワンストップ対応 内見〜資金計画〜リフォーム提案まで一社完結でサポート可能。 ● 査定・相談は無料で対応 不安なことはすべてその場で解決できます。 9章:こんな方におすすめです 北九州市で中古マンション・中古戸建を探している 小倉北区・小倉南区・八幡西区・門司区の特徴を比較したい 中古物件をリノベ前提で探している 住み替えを検討している 相場を知りたい、将来の資産価値が気になる まとめ:2025年の北九州中古住宅市場は“買い時・売り時”がどちらも狙える 2025年の北九州は、中古物件の需要が引き続き高く、売る側も買う側もメリットが大きい市場環境です。エリアごとの特徴を理解し、物件の状態・相場・暮らし方のイメージをしっかり確認することで、より満足度の高い住まい選びができます。 プロに相談しながら進めたい方へ▶ マイホーム相談会(無料)はこちらhttps://baibai.answerclub.co.jp/info/10262/ 中古住宅探し/売却/住み替え/リフォームまでワンストップでサポートします。
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2024年6月25日マンションで犬を飼うためのコツ!注意点とおすすめ犬種
ペットとの暮らしは多くの喜びと癒しをもたらしますが、マンションでの生活には特有の注意点やルールが存在します。 本記事では、マンションで犬を飼う際の注意点と、特にマンション生活に適した人気の犬種について詳しくご紹介します。 マンションで犬を飼う際の注意点 マンションの規約を確認する まず最初に確認すべきは、マンションの管理規約です。 多くのマンションでは、ペット飼育に関する規定が設けられており、犬の大きさや種類、飼育可能な頭数などが細かく定められています。 規約を無視すると、トラブルの原因になるため、必ず事前に確認しましょう。 近隣住民への配慮 マンションは多くの人々が生活する共同住宅です。 そのため、犬の鳴き声や匂い、散歩のマナーなど、近隣住民への配慮が重要です。 防音対策として、カーペットを敷くことや、しつけを徹底することが求められます。 また、エレベーターや共有スペースでのマナーも大切です。 ペットの健康管理 マンションでの生活は、犬にとってもストレスがかかることがあります。 狭い空間での運動不足を防ぐため、毎日の散歩や遊ぶ時間を確保しましょう。 また、定期的な健康チェックや予防接種も欠かさず行い、愛犬の健康を守りましょう。 室内環境の工夫 マンションの室内環境を工夫することで、犬が快適に過ごせるスペースを作りましょう。 例えば、犬用のベッドやキャットタワーを設置する、滑りにくい床材を選ぶ、十分な収納スペースを確保するなどが考えられます。 また、換気や掃除をこまめに行い、清潔な環境を保つことも重要です。 人気の犬種 マンションでの生活に適した犬種は、小型でおとなしい性格のものが多く選ばれています。 特に人気のある犬種をご紹介します。 トイプードル トイプードルは、その愛らしい外見と賢さで人気の犬種です。 小型でありながらも活発で、適度な運動を必要とします。 また、抜け毛が少なく、アレルギーのある方にも飼いやすいとされています。 ミニチュアダックスフンド ミニチュアダックスフンドは、短い脚と長い胴体が特徴の犬種です。 比較的静かで、マンションでの生活にも適しています。 遊び好きで社交的な性格のため、しっかりとしたしつけが必要ですが、その分飼い主との絆も深まりやすいです。 シーズー シーズーは、穏やかで落ち着いた性格が魅力の小型犬です。 室内での生活に適しており、あまり運動量を必要としません。 また、比較的無駄吠えが少ないため、近隣住民への迷惑をかけにくい犬種です。 パグ パグは、そのユニークな外見と愛らしい性格で人気の犬種です。 小型でありながらも頑丈な体つきをしており、短い散歩で十分な運動量を確保できます。 社交的で人懐っこい性格のため、家族みんなで楽しむことができるでしょう。 チワワ チワワは、世界で最も小さな犬種として知られています。 小さな体でありながらも、非常にエネルギッシュで遊び好きです。 室内での運動量も十分確保できるため、マンション生活にぴったりです。 まとめ マンションで犬を飼うことは、多くの喜びをもたらしてくれますが、その反面、注意すべき点も多くあります。 マンションの規約を守り、近隣住民への配慮を忘れず、ペットの健康管理や室内環境の工夫を心がけることで、快適なペットライフを送ることができます。 また、マンション生活に適した犬種を選ぶことも重要です。 この記事が、皆さんのペットとの新しい生活をより素晴らしいものにする一助となれば幸いです。
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2024年5月28日長期優良住宅はメリットがたくさん!申請方法やデメリット・検討時の注意点も解説
長期優良住宅に住むと、安全で快適な家に安心して住み続けられるだけでなく、様々なメリットがあります。 そんな長期優良住宅の申請方法のほか、知っておきたいデメリットや検討時の注意点についても解説していきます。 長期優良住宅を検討している人は、参考にしてみてくださいね。 長期優良住宅とは 長期優良住宅とは、2009年に施行された『長期優良住宅の普及の促進に関する法律』の基準を満たした、長期にわたり良好な状態で使用するための措置が講じられた優良な住宅のことです。 長期優良住宅の建築及び維持保全の計画を作成し、所管行政庁(都道府県、市区町村等)に申請することで認定を受けることができます。 長期優良住宅として認定されるには、建築及び維持保全に関する計画が以下に掲げる基準に適合している必要があります。 長期に良好な状態で使用するための構造および設備がある 数世代にわたり住宅の構造躯体が使用できるように劣化対策がなされていること<劣化対策>、 極めて稀に発生する地震(震度7レベル)に対し、継続利用のための改修が容易に行えるよう損傷レベルの低減を図ること<耐震性>、 構造躯体に比べて耐用年数が短い内装や設備について維持管理(点検・清掃・補修・更新等)を容易に行うために必要な措置が講じられていること<維持管理・更新の容易性>、 次世代省エネルギー基準に適合するために必要な断熱性能などを確保していること<省エネルギー性>が求められます。 地域の居住環境の維持・向上への配慮が行われている 良好な景観の形成や、地域における居住環境の維持・向上に配慮されていることが求められます。 景観計画・地区計画・建築協定・景観協定など、各種計画のある区域内に建築する場合は、これらの計画内容と調和できるようにしなければなりません。 良好な居住水準を確保するために十分な住戸面積がある 一戸建ては75平方メートル以上、階段部分を除き、少なくとも1フロアの床面積が40平方メートル以上あることが条件です。 維持保全の期間、方法が適切に定められていること 定期的な点検、補修等に関する計画が策定されている必要があります。 自然災害時の被害防止・軽減の配慮を行っている 立地する地域において想定される自然災害による被害の発生の防止又は軽減に配慮されたものであることが求められます。 共同住宅では、『可変性』や『バリアフリー性』についても審査されます。 長期優良住宅のメリット 長期優良住宅には、安全で快適な家に長期にわたって住むことができるというメリットがありますが、それ以外に金銭面でも大きなメリットが受けられます。 この章では長期優良住宅のメリットについてご紹介します。 住宅ローンにおける優遇が受けられる ・住宅ローンの金利が優遇される 長期優良住宅の場合、住宅ローン『フラット35』の金利が優遇されます。 『フラット35S(金利Aプラン)』が適用できれば当初10年間0.25%、『フラット35S(維持保全型)』が適用できれば当初5年間0.25%、2つの併用も可能なので当初5年間0.5%、6年目から10年目まで0.25%の引き下げを受けられます。 また、好条件な『フラット50』も組むことができます。 『フラット50』は、住宅ローンの返済期間が50年であることに加え、住宅ローンを付けたまま売却し購入者にローンを引き継げるというメリットがあります。 ・所得税において住宅ローン控除の優遇が受けられる 2025年末までに入居した場合、最大で13年間、住宅ローン残高(年末時点)の0.7%が所得税から控除されます。 その控除の限度額が、一般住宅が3000万円であるのに対し、長期優良住宅であれば4500万円と優遇されています。 各種税金のメリットが受けられる ・登録免許税が減税される 2024年3月31日までに長期優良住宅を取得した場合、保存登記 0.1%(本来0.15%)、移転登記0.2%※一戸建・0.1%※マンション(本来0.3%)の減税措置を受けられます。 ・不動産取得税が減税される 2024年3月31日までに長期優良住宅を取得した場合、不動産取得税の控除額について、一般住宅が1,200万円なのに対し、長期優良住宅であれば1,300万円と優遇されています。 ・固定資産税の減税期間が延長される 新築住宅を建築または購入した際に固定資産税が2分の1に減税されますが、2024年3月31日までに長期優良住宅を取得した場合は5年間※一戸建・7年間※マンション(本来5年間)に延長されています。 長期優良住宅であること以外にも、住宅面積が50m2以上280m2以下、居住部分の床面積が全体の2分の1以上などの規定がありますので、所管行政庁に確認しましょう。 ・投資型減税を受けられる 住宅ローンを利用せず自己資金だけで住宅を購入した場合には、投資型減税を受けることができます。 投資型減税とは、長期優良住宅の基準を満たすためにかかった費用の10%が所得税から控除される制度(1回のみ)のことです。 この費用を、『掛かり増し費用』といい、控除対象の限度額は650万円です。 地震保険料の割引が受けられる 長期優良住宅に認定されるということは『耐震等級2以上』を満たしていますので、地震保険料の優遇措置が受けられます。 2024年7月より割引率が拡大され、耐震等級2の割引率は30%、耐震等級3(最高等級)の割引率は50%となりました。 地域型住宅グリーン化事業の補助金が利用できる 地域型住宅グリーン化事業の補助金として、地域の中小工務店などが整備する木造の長期優良住宅を建てる場合は、最大140万円を受け取れる可能性があります。 長期優良住宅の申請方法 申請は、工事着工前に建築主や分業事業者などが行います。 登録住宅性能評価機関に、確認申請書または設計住宅性能評価申請書、添付図書(設計内容説明書、各種図面、計算書など)を提出して審査を受け、基準を満たしていると判断されると、確認書または住宅性能評価書が交付されます。 続いて、所管行政庁へ認定申請書と添付図書(確認書等、各種図面、所管行政庁が必要と認める図書)を提出します。 適合審査を受け、審査に合格すると、認定通知書が交付されます。 長期優良住宅のデメリットや申請時の注意点 長期優良住宅は、一般住宅より建築コストが高くなり、入居後のメンテナンスにも手間がかかるというデメリットがあります。 審査や書類作成のために一定の期間や費用がかかることも覚えておきましょう。 デメリットがメリットを上回って後悔しないように、予算やライフスタイルを十分に検討してから申請するようにしましょう。 まとめ 長期優良住宅には、安全で快適な住宅に長く住むことができること以外にも金銭的メリットがたくさんありますが、その反面建築コストやメンテナンス費用がかかるというデメリットがあります。 自分たちは長期優良住宅をたてるべきなのか判断するのが難しい場合は、長期優良住宅の建築実績の多い建築会社やハウスメーカーに相談してみてくださいね。
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2024年5月28日住宅性能表示制度とは?住宅性能表示の基準や等級、費用について
家の購入や建築を検討している中で『住宅性能表示制度』という言葉を見たり聞いたりした方もいらっしゃるのではないでしょうか。 『住宅性能表示制度』とは、消費者が住宅を比較しやすいように、統一されたルールに基づいて住宅の性能を評価・表示する制度のことです。 安心して暮らせる家を選ぶヒントとなるよう、『住宅性能表示制度』の基準や等級、費用についてご紹介します。 『住宅性能表示制度』とは? 『住宅性能表示制度』は、平成12年4月1日に施行された『住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)』に基づいて運用されている制度です。 第三者機関からの客観的な評価が受けられます。 構造耐力、省エネルギー性、遮音性等の住宅性能に関する表示について共通のルールを設けて評価・表示されています。 第三者機関が交付する『住宅性能評価書』を取得することで、安全に設計・建設された住宅であるという証明になります。 『住宅性能表示制度』には2種類あり、『設計住宅性能評価』は、住宅を建てる前にうける評価で、『建設住宅性能評価』は、住宅の建設開始後に受ける評価です。 基本的には、この2つはセットで取得するものです。 制度の目的 共通のルールを元に住宅の性能を表示することで、消費者が住宅性能を相互比較し、良質な住宅を安心して取得できる市場を形成することを目的としています。 制度のメリット 住宅性能評価を受けた住宅には、安心して住める住宅を選ぶことができる以外にも、様々なメリットがあります。 住宅ローン金利の優遇(例:フラット35S)や、耐久等級に応じた地震保険料の割引などが受けられるほか、贈与税の非課税枠の拡大、住宅瑕疵保険の加入や長期優良住宅の認定手続きの簡素化などのメリットもあります。 また、建設住宅性能評価書が交付された住宅については、万が一欠陥住宅などのトラブルが発生した場合に、国土交通省が指定する第三者機関である指定住宅紛争処理機関(各地の弁護士会)に紛争処理を依頼することができます。 紛争処理の手数料は1件あたり1万円です。 新築住宅で評価される10分野の性能 新築住宅では、10分野の性能が評価されます。そのうち必須となるのは4分野です。 2015年4月1日に、9分野から4分野に緩和されました。 様々な等級がありますが、等級が高いほど高性能であることを意味します。 4つの必須分野 ・構造の安定(耐震性) 耐震性に加え、地震や風、積雪に対しての建物の強さ(安定性)の評価が等級1~3で表示されます。 等級1は数百年に一度程度の大地震に対して倒壊せず、数十年に一度程度の大地震に対して損傷が発生しない程度とされています。 等級2はその1.25倍、等級3はその1.5倍の力に対して耐えることができるという評価です。・劣化の軽減(耐久性) 材料のサビや腐敗などによる劣化を遅らせるための対策の程度が等級1~3で表示されます。 ・維持管理・更新への配慮 給排水管やガス管を維持するために、点検、清掃、修繕がしやすくなっているかが等級1~3で表示されます。 ・温熱環境・エネルギー消費量(省エネ性) 冷暖房に使用されるエネルギーを削減するための対策に関する評価です。 外気に触れる外壁、窓などの断熱性能を等級1~7で、効率的に冷暖房を稼働できるかといった一次エネルギー消費量性能を等級1・4・5・6で表示されます。 一次エネルギー消費量の等級5は『低炭素住宅基準』相当です。 それ以外の6つの分野 ・火災時の安全 火災の早期発見のしやすさや避難のしやすさ、延焼のしにくさに関する評価です。 壁や窓、床、屋根などの耐火性能、火災報知機の設置の有無などの項目を評価します。 ・空気環境(シックハウス対策・換気) 空気中のホルムアルデヒド等の化学物質の発散量の少なさが等級1~3で表示されます。 換気設備が整っており、住宅の空気環境を良好に保てるかという点も評価の対象となります。 化学物質の濃度を測定することも可能です。 ・ 光・視環境 部屋の床面積に対する窓や扉などの割合、東西南北及び上方の5方向について窓がどれくらいの大きさで設けられているのか、室内の明るさを評価されます。 ・音環境(遮音対策) 東西南北および上方の5方向(共同住宅は下方を加えた6方向)の窓やドアなどの開口部の遮音性能や、共同住宅は上下または隣接住戸への音(重量床衝撃音・軽量床衝撃音)に対する防音対策などを評価します。 項目ごとに、等級1~3、1~4、1~5で表示されます。 ・高齢者等への配慮 手すりの設置や段差の解消など、高齢者や子供などが安全に暮らせるように配慮されているかが等級1~5で表示されます。 手すりの設置など、バリアフリー化されているかについて評価されます。 ・防犯 住宅への侵入防止のための防犯対策について評価します。 費用 住宅の面積や評価機関によって料金は異なりますが、『設計住宅性能評価書』と『建設住宅性能評価書』のそれぞれに10万~20万円程度かかります。 両方を取得すると30万円前後かかることが多いです。 一般的には、工事費用と同時に請求されることになります。 評価書の取得の他に、住宅性能評価の要件を満たすために追加工事が必要となった場合は、その費用がかかることになります。 新築住宅で住宅性能評価書を取得するまでの流れ 設計・建設・完成時にそれぞれ評価が行われます。 また、現場では、基礎配筋工事完了時、躯体工事の完了時、内装下地張り直前、竣工時の原則4回の検査が行われます。 注文住宅を建てる場合は、設計会社や建築会社に申請サポートをしてもらうようにしましょう。 設計会社や建築会社が書類作成・申請代行をしてくれる場合と、申請代行サポート業務を行う会社を紹介してくれるケースがあります。 まとめ 近年の新築マンションでは、ほとんどの場合『住宅性能評価取得済み』として販売されています。 建売住宅を購入する際や、中古住宅を購入する際にも『住宅性能評価取得済み』であれば、比較がしやすく、安心して購入ができます。 金銭的メリットも多くあるものの、取得のための費用も掛かりますので、注文住宅の場合はそれらを考慮して、制度を利用するかを検討してみましょう。
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2024年1月30日住宅の気密性能とは?重要な点や注意点、C値についても解説
住宅は、人生で最も大きな買い物。 そのため、住宅を建てる際は、みなさんそれぞれに、こだわりポイントをお持ちのことだと思います。 間取りや外観、デザインなども大事ですが、一年を通して快適に暮らすためには、住宅の気密性能(C値)も重要なポイントのひとつです。 この記事では、住宅において気密性能(C値)はなぜ重要なのか、また気密性能の導入を検討する際の注意点について解説します。 住宅購入時に重要視される気密性能(C値)とは? 住宅購入をお考えの際に、耳にする「気密性能」や「C値」というワード。 それらが一体どのようなものなのかをご説明します。 気密性能とは? 住宅における気密性能とは、床、壁、天井、窓枠などにできる隙間を極力減らして密閉性を高め、室内と屋外の空気の出入を少なくする性能のことをいいます。 そもそも、熟練の職人によって、どれだけ丁寧に建てられた住宅であっても、目で見ただけではわからない隙間は、必ずあるものなのです。 より高気密な住宅に仕上げるためには、一般的に使用される建材よりもさらに寸法誤差の少ない専用建材や気密シート、気密テープなどを用いて、隙間ができないように施工する必要があります。 こうして丁寧に隙間を埋める高い施工技術が施された住宅は「高気密性住宅」と呼ばれています。 C値とは? C値とは、住宅の大きさに対して、隙間がどのくらいあるのか、隙間の量を数値化したもので、C値が小さいほど気密性能が高いことを意味します。 C値=住宅全体の隙間の面積(㎠)÷延べ床面積(㎡) C値は住宅の隙間の面積を家の床面積で割って出すのですが、実測値であるため、設計の段階で算出することができません。 住宅が完成する間近のタイミングで計測器具を用いて気密測定技能者が測定して数値を出します。 なお、新築時に計測したC値は、ずっとそのままの値をキープするわけではなく、住宅の劣化とともに高くなります。 つまり、気密性能は徐々に下がってくるということです。 要因としては、ドアや窓枠の経年劣化、住宅に使用されている木材の収縮などで隙間が大きくなることが考えられます。 また、エアコンの取付工事やリフォームに伴う工事により隙間が生じることもあります。 C値は、新築時から上がっていく(気密性能は下がる)ことを最初から理解したうえで、新築のタイミングではできるだけ低いC値を目指すことが理想的といえるでしょう。 気密性能が高い住宅 3つのメリット では、高気密性能が高い(=C値が低い)住宅には一体どんなメリットがあるのでしょうか。 主なメリットを3つご紹介しましょう。 メリット1:住宅内の温度や湿度を快適に保てる 気密性能が高い住宅は、厳しい気候の季節でも外気の影響を受けにくいという点が、大きなメリットのひとつです。 例えば、梅雨時でも室内の湿度上昇を抑えられるので、カビやダニの発生を防ぐことにつながりますし、冬場、寒気が室内に入り込み足元だけ冷えるというような室内の温度ムラが生じることも少ないでしょう。 屋内の温度や湿度は一定に保たれることで、冬場の急激な温度差も少なくなり、心筋梗塞などを引き起こすヒートショックのリスクを軽減させることにもつながります。 メリット2:光熱費を抑えられる 気密性能が高い住宅は、冷暖房で調整した快適な空気も、しっかりと屋内に留めることができます。 冷暖房を効率的に使用することができるので、結果的に光熱費を抑えられます。 省エネは、家庭にも環境にも嬉しいメリットですね。 メリット3:汚染物質の侵入を防ぐ 外気には、花粉やPM2.5など体によくない物質も含まれています。 気密性能が高ければ、これらの汚染物質が家の中に入りにくくなります。 また、高気密住宅には、システム的に換気できる仕組みが施されているので、室内の気になる臭い、花粉、二酸化炭素などは屋外へ排出されます。 よって室内の空気は常に快適な状態に保つことができるというわけです。 気密性能の導入を検討する時の4つの注意点 C値にこだわった高気密な家を建てるために押さえておきたい注意点を4つお伝えします。 高気密住宅の実績豊富な会社に依頼する C値にこだわった高気密住宅を希望するなら、施工会社選びは大変重要です。 なぜなら理想的なC値を求めるためには、職人の高い技術力、緻密な設計、高性能な建材が必要だからです。 また、一般的な住宅に比べ、施工時間は長く、建築費用は高くなる傾向があることを念頭においておきましょう。 あらかじめ、ホームページなどで情報を集め、高気密住宅の施工実績が豊富な会社を選び、スケジュールや予算のことも含め、しっかり話し合うことをおすすめします。 換気システムは、第1種換気方式を選ぶ 換気システムとは、扉や窓を閉めたままでも、住宅全体の空気を入れかえることができる換気方法のこと。 住宅に施される換気システムには「第1種換気方式」「第2種換気方式」「第3種換気方式」と種類が3つありますが、気密性能が高い住宅では、「第1種換気方式」を選ぶようにしましょう。 「第1種換気方式」とは、給気と排気の両方をファンで強制的に行う換気方式です。 空気の流れをコントロールしやすく、換気効率に優れています。 シックハウス症候群の予防にもなるので、気密性能が高い家は、ぜひ「第1種換気方式」を選ぶようにしましょう。 窓の種類や大きさ、設置数は採光と気密性のバランスを考える 窓は、住宅の気密性を大きく左右します。 日差しを室内にたくさん取り入れたいというご要望もお持ちかもしれませんが、開閉できる大きな窓をたくさん設置するとその分、気密性は低下します。 採光と気密性のバランスをよく考えながら、窓の種類、大きさ、設置数を決めるようにしましょう。 窓の種類としては「引違い窓」や「上げ下げ窓」は、開閉の際に隙間ができる仕組みであるため気密性は下がってしまいます。 気密性を重視するなら、外側に開く仕組みの「すべり出し窓」が適しています。 「すべり出し窓」は、「引違い窓」や「上げ下げ窓」と比べ、閉めた時の気密性が高い窓となります。 また、明るさを確保するためにFIX窓を取り入れるのもおすすめです。 FIX窓は開閉できませんが、気密性はばっちりです。 サッシの素材には熱を伝えにくい樹脂製を選ぶ 住宅の気密性・断熱性を高めたいのであれば、サッシの素材には樹脂製を選びましょう。 熱を伝えにくい性質であることに加え、フレームをとめる際、ネジを使用するのではなく、溶接でとめます。 そのため隙間が少なくなりより気密性が高まります。 まとめ 住宅の気密性能は、省エネで快適・健康的な住まいを実現するために欠かせない性能です。 住宅の隙間を数値化したC値は、現在、国の基準は設定されていませんが、施工会社の技術力を確認するためにも重要な基準のひとつであることは確かです。 住宅の新築やリフォーム、リノベーションを検討している方は、気密性能やC値についてもぜひこだわって、施工業者と話し合ってみてくださいね。
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2024年1月30日クローゼットと押入れの違いは?特徴、使い方、向いている人を解説!
クローゼットと押入れの違いをご存知でしょうか。 クローゼットは洋室の収納、押入れは和室の収納であることは何となくイメージできると思いますが、実は、それぞれ用途が全く違うものなのです。 今回は、そんなクローゼットと押入れの違いについて解説します。 クローゼットと押入れの違いとは? クローゼットと押入れは、ともに収納スペースであることに間違いありませんが、想定している収容物が違うため、サイズや構造が異なっています。 では、さっそくそれぞれの特徴についてご説明しましょう。 クローゼットの特徴 クローゼットは、主に衣類や靴などの小物を収納するためのものです。 奥行きは50cm以上になるように設計されていて、上部にパイプが備え付けられています。 衣類をハンガーにかけて収納するよう想定されているので、縦長構造であることが多いです。 部屋に合わせて、内部構造や幅の大きさは変更が可能です。 押入れの特徴 押入れは、寝具や日用品や家財道具などを収納するためのものです。 扉ではなく、ふすま戸仕様になっています。 組み布団を収納することが想定されているので、横長で、奥行きは75cm程度が一般的です。 上部と下部に分かれた2段構造になっていて、押入れの上に、小さめの収納スペース(天袋)が設置されていることもあります。 なお、ふすま戸は規格があるので、押入れの幅は統一されています。 クローゼットのメリットと使い方、向いている人をご紹介 クローゼットのメリットと上手な使い方をご紹介します。 さらに、どんな人に向いているかも解説しますのでチェックしましょう! クローゼットのメリット クローゼットは、衣類を吊るして収納できる点が押入れにはないメリットのひとつです。 吊るして収納することで、衣類の出し入れが楽になりますし、衣類がしわになるのも防ぐこともできます。 また、衣類の出し入れで、扉を開け閉めする頻度が必然的に増えるので、クローゼット内は風通しが良く、湿気がたまりにくいと言えるでしょう。 また、クローゼットは内部構造や幅、扉のパターンなど部屋に合わせて変更できる柔軟性も大きなメリットです。 クローゼットの使い方 縦長構造なので、吊るした衣類の下には、空きスペースができます。そこに靴やバッグなどの小物類を収納するといいでしょう。 衣類の丈を合わせると下の空間も使いやすくなりますよ。 収納ケースを使用して最大限に有効活用しましょう。 ふた付きの収納ケースはほこりがたまるのを防ぐことができますし、取手付きの収納ケースは取り出しの際、扱いやすいです。 収納ケースを購入する際は、クローゼットの幅や奥行を事前に測ることを忘れないようにご注意くださいね。 こんな人におすすめ ■荷物が少ない人 クローゼットは押入れに比べて収納スペースが小さいため、収納できるものが限られます。 そのためにどちらかといえば荷物が少ない方向けの収納といえます。 ただしその分、中に何が入っているのか把握しやすいので、持ち物の管理がしやすく、必要以上に物を持たない生活を心がけたい方にはクローゼットが向いているといえるでしょう。 ■ベッドを使用している人 クローゼットは奥行きが狭く寝具の収納は難しいですが、布団を片づける必要のないベッド派の方なら、そのデメリットの影響は心配ありませんね。 寝室にクローゼットがあることで、朝のコーディネート選びがスムーズになります。 特に、中まで人が入れるウォークインクローゼットは、起床後すぐに、コーディネート選びから着替えまで済ませることができる人気の間取りです。 ■部屋に合うサイズや種類にこだわって収納スペースを作りたい人 クローゼットには、壁面収納クローゼットや、ウォークインクローゼット、通り抜け可能なウォークスルークローゼットなど種類があり、扉も、折れ戸や引き戸、片開き戸、扉なしなど選択肢があります。 また、内部構造や幅は部屋に合わせて柔軟に変更することができます。 新築やリフォームで収納スペースを作る予定の方は、クローゼットだと理想に沿った収納を作ることができます。 押入れのメリットと使い方、向いている人をご紹介 続いて、押入れのメリットと上手な使い方をご紹介します。 さらに、どんな人に向いているかも解説しますのでチェックしましょう! 押入れのメリット 押入れの最大のメリットは、収納スペースの広さです。 押入れには、家族分の組布団を収納できるほどの収納力があります。 幅も奥行きも広く、家電製品や、ひな人形、クリスマスツリーなど、かさ張る季節品なども、楽々片づけることができます。 押入れの使い方 寝具の収納は、出し入れがしやすく比較的ほこりがたまりにくい上段が適しています。 衣類の収納の場合は、クローゼットに比べて工夫が必要です。 広いスペースを無駄なく活用するためにも、収納ボックスで整理をしたり、押入れ用のハンガーラックや突っ張り棒などを使いクローゼットのように衣類を吊るしたりすると使いやすいですよ。 奥行きの広さを利用して、普段使う服を手前に置き、シーズンオフの服は奥に片づけておけば、衣替えは前後を入れ替えるだけで済むのでとても楽です。 下段は、家電製品やトイレットペーパーなどの日用品のストック、書籍など、かさ張るものや重いものを入れて置くのがおすすめ。 キャスター付きラックに乗せておくと取り出しやすくなりますよ。 こんな人におすすめ ■整理整頓が得意な人 押入れは収納スペースが大きいゆえ、つい、物を入れすぎてしまいます。 整理整頓せずに物を入れていくと、気づけば押入れはいっぱいになり、どこに片づけたかわからなくなったり、奥のものが取り出しにくかったりと、使い勝手が悪くなります。 収納グッズなどを用いて計画的に整理整頓ができる人なら、押入れの広さを存分に活かすことができるでしょう。 ■カスタマイズを楽しみたい人 押入れの広さは、収納としてだけでなく、部屋の一部として使うことができます。 例えば、ふすま戸を外し中段の棚版をデスク代わりにしてワークスペースを作ったり、テレビや、音響設備などを置く台として使ってみたりなど、活用方法は幅広いので、自分でカスタマイズを楽しみたい人にとって、押入れは大変魅力的だと思います。 ■定期的に掃除や換気などのお手入れができる人 押入れは奥行きがあり、物がたくさん入るので、どうしても風通しが悪くなりカビが発生するリスクがあります。 そのため、こまめな掃除と換気が必要です。 大切な荷物を守るために、掃除や換気などのお手入れを定期的に行える人が押入れには向いているでしょう。 まとめ クローゼットと押入れの特徴や使い方をご紹介しました。 それぞれにメリットとデメリットはありますが、どちらも工夫次第で、使いやすい収納になるという点では同じです。 何をどのように収納するのかという目的を明確にして、自分の部屋にあった使い方を試してみてはいかがでしょうか。
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2023年12月19日太陽光発電のメリット・デメリットを解説!
昨今の光熱費高騰も相まって、太陽光発電を利用したいと考えている方は増えているのではないでしょうか。 初期費用もかかることなので、実際に取り付けるかどうかの判断は慎重になってしまいますよね。 そこで今回は、太陽光発電のメリット・デメリットを解説します。 太陽光発電の設置を迷っている方は、是非参考にしてみてください。 太陽光発電とは? 太陽光発電とは、太陽の光エネルギーを利用して発電することです。 日本では2050年カーボンニュートラル・脱炭素化社会の実現に向けて取り組みを進めており、産業用の発電システムだけではなく、家庭用発電システムの普及も進んでいます。 代表的な再生可能エネルギーであるといえるでしょう。 太陽光発電では、シリコンや化合物などの半導体で設計された太陽電池モジュール(太陽光パネル)を用いて電気エネルギーに変換します。 変換された電気エネルギーは配線を通じてパワーコンディショナーに送られ、家庭用で使える電力へと変換され、分電盤を通じて家庭内の電力として使用されます。 家庭用の設備としては、配線がまとめられている接続箱、電力会社の売電量や自宅の使用電力量を図る電力量計、発電量や消費電力量などが確認できる発電量モニターなどがあります。 その他、電気を蓄えるための蓄電池をセットで設置するケースも多いです。 太陽光発電のメリット 電気代の節約ができる 発電した電気を使用した分の電気代はかかりませんので、電気代の節約になります。 エリアや設置する太陽光発電装置の大きさ、家族構成などにもよりますが、全体の使用電力の8割程度がまかなえるといわれています。 蓄電池を使い、電気料金が高い時間帯に利用するなどの活用の仕方をすれば、より節約をすることができるでしょう。 エネルギー調達費用が安定する まさに現在、エネルギーの調達費用がどんどん高くなって生活を圧迫していますよね。 太陽光発電装置を一度設置すれば、無料で電力を発電することができるので、光熱費の高騰に左右されなくなります。 全てを太陽光発電で賄えなかったとしても、購入しなければならない電気代は少ないですので、影響は最小限で済むといえるでしょう。 そのため、エネルギー調達費用が安定するといえます。 売電収入を得られる 発電した電気は、自分たちで使うだけではありません。 余った電力は電力会社に売ることができるので、収入となるのです。 はじめの10年間はFIT(固定価格買取制度)によって、優遇された買取価格にて買い取ってもらえます。 災害対策になる 地震や台風などが発生した際、電気やガスなどが使えなくなってしまうことがあります。 こうした災害時でも、太陽光発電装置があれば自家発電モードに切り替えることで、電気を使うことができます。 自家発電モードに切り替えるには自立運転機能を持っている必要がありますが、最近の太陽光発電装置にはほとんど備わっています。 環境保護につながる 太陽光発電は、火力発電のように、発電の際にCO2などの温室効果ガスが発生しないので、環境保護に繋がります。 家庭でも地球にやさしいエネルギーを使うことで、脱炭素社会の実現に近づくことができるでしょう。 太陽光発電のデメリット 初期コストがかかる 太陽光発電装置を設置するには、コストがかかります。 その費用は決して安いものではありません。 2021年の資源エネルギー庁の調査によると、10kWの太陽光発電装置の初期コストの平均は25.0万円/kWでした。 家庭用は5/kW程度のものが多いですので、125万円程度の初期コストがかかるということになります。 自治体によっては、補助金を出している場合があるので、うまく利用すれば初期コストを下げることができます。 その他、リース契約やPPA(電力販売契約)を活用することで、初期コストを0にする方法もあります。 ただし、リース契約は契約期間が長期になることが多く、PPAではサービス料や自家消費した電気代をPPA事業者に支払うことになりますので注意しましょう。 定期メンテナンスが必要 設備は経年劣化していくので、定期的なメンテナンスが必要です。 メンテナンスを控えて費用をおさえたい…と思うかもしれませんが、点検とメンテナンスは法律で義務化されているため、必ず実施しなければなりません。 50kW未満の家庭用の太陽光発電装置の場合、点検は4年に1回必要です。 1回あたり5~10万円程度の費用がかかり、不具合があれば別途修繕費用がかかります。こうしたコストがかかることは覚えておきましょう。 発電量が天候や季節に左右される 太陽光エネルギーを使って電気を発電するわけですから、当然太陽が出ていないと発電ができません。 秋冬の日照時間が短い時や、天候が悪い時には発電量が減ってしまいます。 常に安定して発電できるわけではない点は、デメリットといえるでしょう。 最新の太陽光発電装置であれば、日の出直後や日没近くでも発電できるようになってきています。 住宅の形状や場所より設置できない場合がある 家庭用のソーラーパネルは基本的に屋根の上に設置します。 屋根がソーラーパネルの重さに耐えられない場合や、日当たりが悪い場合などは、設置できないケースがあります。 せっかく設置したのに、家の安全性が損なわれたり、満足な発電ができなかったりしたのでは元も子もありません。 設置前によく確認しましょう。 まとめ 太陽光発電は節電につながるだけでなく、売電によって収入を得ることもできるため、光熱費の高騰が続く今、大きな助けとなるでしょう。 また、災害も増えているので、停電時にも電力が使えるのは安心ですよね。 ただし、初期費用やメンテナンス費用がかかりますので、それらをよく考慮した上で導入を決めるようにしてください。 また、自治体の補助金など、何か使えるものがないかもチェックしましょう。 太陽光発電の設置にあたっては、数多くの業者が存在しており、残念ながら高い値段で売りつけたり、いい加減な施工をしたりする悪徳業者もあります。 複数の業者で見積もりを取り、事前の調査や説明を丁寧にしてくれるような信頼のできる業者を探して依頼するようにしてくださいね。
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2023年12月19日【断熱等級】が大きく変わります!
住宅のエネルギー消費をおさえるために注目されていることの一つに『断熱等級』があります。 断熱等級については、2022年の法改正で4までだった等級が7まで追加されました。 そして、2025年からは、新築住宅を建設する際、等級4以上の性能をもっていることが義務付けられることになります。 そこで今回は、断熱等級とは何か、等級ごとの性能や今後どのように変わっていくなど、断熱等級に関する情報をご紹介します。 『断熱等級』とは? 断熱等級とは国土交通省が規定した住宅の省エネ性能を表す等級の一つで、品確法(住宅の品質確保の促進等に関する法律)に規定されており、正式名称は『断熱等性能等級』です。 住宅の性能にも様々ありますが、冬の寒さはもちろん、猛暑が続く夏の暑さをしのぐために『断熱性』は重要な要素となっています。 『断熱性』が高まることで、エアコンなしでの温度調節可能な期間が広がり、エアコンを使った時の効率も上がり、電気代を節約しながら快適な空間を保てるようになります。 また、排出炭素量の削減によって環境保護にも繋げられ、世界規模での取り組みである『2050年カーボンニュートラル』という目標の実現のためにも重要視されているのです。 断熱等級の評価基準 断熱性能は『UA値(外皮平均熱貫流率)』と『ηAC値(平均日射熱取得率)』の二つの性能数値で表されます。 UA値は、どれくらい室内の熱が外部に排出されてしまうかを表しており、この数値が低いほど断熱性能に優れた家であるということになります。 ηAC値は反対に、外部の太陽の熱がどれだけ室内に伝わってしまうかを表す数値であり、この数値が低いほど断熱性能に優れた家という評価になります。 等級について 等級1・2は1980年に制定されたもので、その断熱性は非常に低いものです。 等級3は1992年に制定され、ここから一定の省エネ水準が確保できているといえます。 2022年までの最高等級で、2025年以降は最低等級となる等級4は、壁や天井だけでなく、開口部(窓や玄関ドア)なども断熱材を使用しなければならない等の規定が追加されました。 等級5になると、「ZEH(ゼッチ)」相当の断熱性能が必要になり、使用しなければならない断熱材の厚みから異なってきます。 2022年10月からは、「長期優良住宅」の一つの認定基準となっています。 等級6は、一次エネルギー消費量の削減率が約30%可能な状態の住宅で、この基準以上の住宅が『高性能住宅』と呼ばれることが多いです(「HEAT20」G2と概ね同等)。 等級7は一次エネルギー消費量の削減率が約40%可能な状態の住宅で、暖房がなくても快適に過ごせるほどの断熱性能を持っている家であるといえます(「HEAT20」G3と概ね同等)。 *住宅における外皮とは?屋根、天井、壁、床、窓、ドアなどのことです。 *一次エネルギー消費量とは?冷暖房機や家電など、一般の住宅で使用する各設備機器が消費するエネルギー量を熱量に変換した合計値のことです。 *ZEH水準とは?ZEHとはNet Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)のことで、年間の一次エネルギー消費量の収支をゼロとすることを目指した住宅です。 つまり、太陽光発電などでエネルギーを生み出すとともに、断熱性の向上などによってエネルギー消費をおさえることによって、1年間で消費するエネルギーの量を実質的にゼロ以下にする家ということです。 ZEH+という、ZEHより高い基準設定もあります。 *HEAT20とは?2009年に発足した一般社団法人『20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会』が設けた、建築物の省エネルギーと室温の2つを指標とした外皮性能水準のことで、ZEHよりも厳しい水準となっています。 G1・G2・G3の3段階があり、数字が大きいほど性能が高いことになります。 断熱等級が上がることのメリット・デメリット 断熱等級が上がると私たちにどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか? 簡単にまとめましたので、参考にしてください。 メリット 断熱等級が上がると、少ないエネルギーで室内を快適な温度に保つことができ、節電に繋がります。 高い断熱性能を有した省エネ住宅であれば、住宅ローン借入限度額の拡張や、ローン金利の低減、自治体の補助金などを受けられる可能性があります。 また、家全体を常に快適な温度に保つことで、健康状態がよくなったり、ヒートショックのリスクを下げたりといった効果も期待できます。 家庭レベルの話ではありませんが、自然に優しい、世界で目指している脱炭素社会に近づけるというメリットがあります。 デメリット 断熱等級の高い家には、それだけ質の高い材料が使われますし、手間もかかることになりますので、どうしても初期コストは高くなってしまいます。 例えば、等級5の2階建て住宅を基準とした場合、等級6を取得するためには追加で100万円、等級7をするためには追加で200万円以上はかかるでしょう。 ただし、長期的な節電に繋がり、各種金銭的メリットもありますので、総合的に考えるとデメリットとはいえないかもしれません。 長期的な目線で検討するようにしましょう。 断熱等級は今後どうなる? 2025年以降は、断熱等級4が最低等級となり、全ての新築はそれ以上の等級の適合が義務づけられ、3等級以下は建てられなくなります。 さらに2030年には、最低等級が断熱等級5に引き上げられると見込まれています。 また、先にもご紹介したように、長期優良住宅の基準が2022年の10月に断熱等級4から等級5に引き上げられていることからも、断熱等級4では十分な性能であるとはいえなくなっているといえます。 まとめ 断熱等級は、2022年から大きく変化してきました。 それは、2050年の脱炭素化に向け、国も本腰を入れて取り組んでいることの表れでしょう。 より断熱等級の高い住宅を建てることは、環境にやさしいだけでなく、節約や快適な生活にも繋がります。 初期コストはかかるものの、ローン金利の低減や補助金などの金銭的メリットもありますので、今後新築を建てる予定のある方は、長期的な目線をもって、住宅性能と費用のバランスをよく検討してください。 日本の住宅の9割以上はまだ断熱等級3以下だといわれていますので、中古住宅を購入する際には、断熱性能を高めるためのリフォームを行うとよいでしょう。
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2023年10月30日【2023年版】オール電化とガス併用はどちらがお得?光熱費の違いや、メリットも解説
家を建てたり、リフォームをしたりするとき、間取りや家のデザイン、壁紙や床材など、検討しなければならないことはたくさんあります。 その中の1つとして挙げられるのが、電気とガスの問題です。 光熱費がどんどん高くなっている今、少しでも安くしたいですよね。 オール電化にするご家庭も増えてきていますが、実際のところ、オール電化とガス併用はどちらがお得なのか気になるかたも多いのではないでしょうか? そこで今回は、光熱費の違いやそれぞれのメリットについて解説します。 オール電化とガス併用の光熱費 オール電化とガス併用では、どれくらいの光熱費がかかるでしょうか? それぞれの基本料金とエネルギーコストを確認してみましょう。 様々な会社のプランがありますので、今回は家庭向けとしてすすめられている九州電力のプランをもとにご紹介します。 オール電化でかかる光熱費 九州電力のオール電化家庭におすすめとされている「電化でナイト・セレクト」プランを確認します。 *基本料金 契約電力が10kW以下の場合 1,888.80円/1契約 契約電力が10kWをこえる場合 15kWまで 4,758.20円/1契約 15kW超過分 573.88円/1契約 *電力量料金 平日昼間 夏冬 27.57円/1kWh 平日昼間 春秋 24.68円/1kWh 休日昼間 夏冬 21.95円/1kWh 休日昼間 春秋 18.55円/1kWh 夜間 14.48円/1kWh ※夜間時間帯の標準設定は22時~翌8時。21時~翌7時、23時~翌9時の選択も可能です。 ガス併用でかかる光熱費 九州電力のガス併用家庭向けプランである「スマートファミリー」プランを確認します。 電力とガスをセットで加入することで、料金の割引を受けることができます。 *基本料金 10アンペア 316.24円/1契約 15アンペア 474.36円/1契約 20アンペア 632.48円/1契約 30アンペア 948.726円/1契約 40アンペア 1,264.96円/1契約 50アンペア 1,581.20円/1契約 60アンペア 1,897.44円/1契約 *電力量料金 最初の120kWhまで18.28円/1kWh 120kWh超過300kWhまで 23.88円/1kWh 300kWh超過分 25.78円/1kWh ・最低月額料金 334.26円/1契約 ※2年契約割引(オプション)-777円/1契約(年) 続いて、ガス料金を見てみましょう。 *基本料金 0㎥~15㎥まで 913.00円/1契約 16㎥~30㎥まで 1,133.00円/1契約 31㎥~100㎥まで 1,562.00円/1契約 100㎥を超える場合 2,167.00円/1契約 *基準単位料金 0㎥~15㎥まで 246.76円/1㎥ 16㎥~30㎥まで 232.10円/1㎥ 31㎥~100㎥まで 217.80円/1㎥ 100㎥を超える場合 211.75円/1㎥ 都市ガスではなく、プロパンガスを使う場合もありますよね。 一般財団法人日本エネルギー経済研究所の調査から、福岡県のプロパンガス(LPガス)の平均小売価格を確認します。 *基本料金 2,024円/1契約 *従量単価 5㎥使用 697.8円/1㎥ 10㎥使用 681.3円/1㎥ 20㎥使用 641.7円/1㎥ オール電化とガス併用はどちらが安い? 上記の料金を踏まえて考えると、九州エリアの4人家族の年間光熱費の相場は、オール電化で14万円程度、ガス併用で17万円程度と、基本料金が二重にかからないこともありオール電化の方が安くなる可能性があります。 ただし、生活スタイルや使用する家電製品などによって電気やガスの料金は大きく異なりますので、実際にオール電化に変えたことで電気代が上がってしまったというケースもあるようです。 割引などを上手く使うことで、ガス併用の料金をおさえることもできます。 プロパンガスは都市ガスと比べて金額が高いですので、この場合はオール電化の方が安く済むと考えられます。 オール電化のメリット オール電化にするとどんなメリットがあるのでしょうか。 光熱費をおさえられる可能性がある 必ずというわけではありませんが、ご家庭によっては光熱費をおさえられる可能性があります。 まず、基本料金が1本化されることによる節約効果が期待できます。 その他、オール電化の特徴として夜間の使用料金が安いので、夜の間に日中に使うお湯を沸かしたり、暖房の蓄熱をしたりすることで光熱費を安くできる可能性があるのです。 昼間は出かけていて、夜に帰ってくるというような家の場合は、よりメリットを感じられるでしょう。 安全性が高まる オール電化のキッチンではIHクッキングヒーターを使うので、火を使わず、安全性が高いです。 また、ガス漏れや不完全燃焼による一酸化炭素中毒の心配もありません。 ガスと比較して、安全性が高いといえます。小さなお子さんやペットがいるご家庭でも、安心して調理ができます。 プラスで嬉しい要素としては、IHクッキングヒーターはガスコンロよりも手入れがしやすいことでしょう。 災害時に強い 地震や台風などの災害によって断水が発生した時にも、電気温水器のタンクに水が溜まっているので、それを生活用水として使用することができます。 また、電気・ガス・水道のうち、一般的に電気の復旧が一番早いため、早めに生活を立て直すことができます。 ガス併用のメリット 続いては、ガス併用のメリットをご紹介します。 日中家で過ごす時間が多い場合は、光熱費が安くなる可能性がある オール電化は、日中の電気料金が高く設定されていることが多いです。 そのため日中家で過ごす時間が多い場合、ガス併用の方が光熱費を安くできる可能性があります。 また、電力会社とガス会社を上手く組み合わせることで、割引を受けることもできます。 初期費用についても、ガス併用の方が安く済むことが多いです。 ガスを使った設備が使える 当然のことながら、ガスコンロで料理をしたい場合はガスを併用する必要があります。 ガスと併用であれば、ガスコンロやガス乾燥機のように、使える設備の幅が広がります。 停電時にも使用できる 電気・ガス・水道の全てが使えなくなった場合はガスの復旧に時間はかかりますが、停電だけの場合であれば、お湯を使ったり、ガスコンロで調理をしたりといったことが可能です。 これは、ガス併用のメリットといえるでしょう。 まとめ 一度設備が整えば、オール電化の方が光熱費を安くできる可能性は高いといえます。 しかし、生活スタイルや使用家電によってはガス併用の方がお得になる可能性も0ではありません。 また、費用だけではなく、日々の生活における安全性や災害時のリスクといった点にも留意して検討した方が良いといえるでしょう。 新築やリフォームの際には、改めて自分たちの生活スタイルを確認したり、安全性や設備へのこだわりを整理したりして、費用をおさえつつ快適に生活できる方法を選んでくださいね。
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2023年6月20日部屋を広く見せる方法3選!家具選びやレイアウト、配色を解説
部屋でより快適に過ごすために『広々とした部屋である』というのは1つの大きなポイントとなりますよね。 大きな部屋を確保できれば良いですが、特に日本ではなかなかそうもいかないのが実情で、『部屋が狭い』という悩みを持つ方は多いと思います。 それでは、今ある空間を最大限に広く見せるにはどうしたらいいのでしょうか? 部屋を広く見せる方法を、『家具の選び方』『レイアウト』『配色』の3つの観点から解説します。 部屋を広く見せる家具の選び方 どんな家具を選ぶかによって、部屋の印象は大きく異なります。 雰囲気だけではなく、部屋の広さの感じ方にも影響するんですよ。 この章では、お部屋を広く見せる家具の選び方について解説します。 背の低い家具を選ぶ 圧迫感のある家具は、部屋を狭く見せてしまいます。その代表例が背の高い家具です。 目線より低い高さの家具を選ぶことで視界が広がり、部屋が広くスッキリと見えます。 家具の脚は華奢な印象のものを選ぶ 家具についている脚は、最下部にありながら実は部屋の広さの感じ方に影響を与えています。 重くどっしりとした印象の脚や脚のない家具を狭い部屋に設置すると、圧迫感が出てしまうのです。 華奢な脚のついた家具を選ぶことで、家具の奥の壁や床が見えるようになるので、部屋全体の印象が軽やかになり、広く見せることができます。 ソファやテレビボード、ローボードなどに華奢な脚がついた家具を取り入れてはいかがでしょうか。 存在感の小さい素材の家具を選ぶ 素材では、ガラス製家具の存在感が小さく、部屋を広く見せるのに効果的です。 ダイニングテーブルやリビングテーブルにガラス製家具をとりいれてみてはいかがでしょうか。 スタイリッシュな印象もあり、オシャレな部屋にしたいという方にもピッタリだと思います。 小さなラグを置く 家具とは少し違いますが、ラグを設置する場合にも、部屋を広く見せるための一工夫があります。 それは、見える床面積を確保できるように、小さめのラグを設置することです。 大きなラグを設置すると一見お部屋が広く見えそうですが、見える床面積が少なくなることで部屋が狭く見えてしまうのです。 円形のラグを選べば適度に床が見えるようになり、柔らかい印象もあるので、より圧迫感が少なくなりますよ。 家具テイストを統一する シンプルも素敵だけど、スタイリッシュにも憧れる…いろいろなテイストの家具があって迷ってしまうと思いますが、バラバラのテイストの家具にしてしまうと統一感がなくなり、お部屋がごちゃっとして狭く見えてしまう可能性があります。 家具を購入する際は事前によく考え、テイストを統一しましょう。 部屋を広く見せるレイアウト 家具や照明をどのように配置するかによって、部屋の印象はガラッと変わります。 この章では、部屋を広く見せるレイアウトについて解説しましょう。 部屋の手前に高い家具、奥に低い家具をレイアウトする 部屋の手前に高い家具、奥になるにつれて低い家具をレイアウトすると、遠近法によって部屋を広く見せることができます。 また、部屋に入ったときに一番に目に入る場所をスッキリさせておくことも有効です。 壁側に家具をレイアウトし、真ん中に空間を確保する 家具のレイアウトをするときは、あまりバラバラにはせず、壁側にまとめるようにしましょう。 真ん中の空間を確保することで部屋が広く見えます。 また、その際に生活導線を考えたレイアウトにしておくと、より快適に生活できますよ。 錯覚効果のある鏡をレイアウトする 街にある販売店やレストランなどで、奥行きがあると思ったら実は鏡だった!なんて経験はありませんか? 鏡は人に錯覚を起こさせるので、上手くレイアウトすることで部屋を広く見せることができます。 鏡が多くレイアウトされている美容院が広く見えるのは、この効果も関連しています。 部屋の広さだけではなく、鏡に照明を映り込ませることで部屋を明るく見せることができますよ。 間接照明で陰影を作り奥行き感を出す 天井・壁・床などに間接照明を使って陰影を作ることで、奥行きを感じさせることができ、部屋を広く見せることができます。 鏡と同様の錯覚効果です。 間接照明は部屋を広く見せるだけではなく、空間自体の演出にも優れていて、よりオシャレな部屋にしたいという人にもオススメですよ。 部屋を広く見せる配色 色の好みは色々とあると思いますが、配色によっても部屋を広く見せることができます。 この章では、色を使った工夫をご紹介します。 明るい色や淡い色を基調とした配色にする 明るい色や淡い色は圧迫感がなく、部屋を広く見せる効果があります。 特に、カーテンやラグ、ソファなど、面積が大きいものを明るい色にするように意識しましょう。 色は3色以内にまとめるとスッキリした印象になるのでオススメです。 ダークカラーで奥行きを演出する 後退色といわれるブルー系やブラック系のダークカラーは、実際の距離よりも遠くにあるように感じます。 そのため、部屋の奥にアクセントとしてダークカラーを配置すると、奥行きを演出することができます。 ただし、配分が難しいので上級者向け。メリハリのついた配色が好きな方は、チャレンジしてみてください。 天井や壁紙を明るい色にする 部屋の高い部分に行くにつれて明るくなっていくと、部屋が広く感じられます。 そのため、天井や壁紙には明るい色を使い、床には少し落ち着いた色を使うことをオススメします。 天井や壁が明るい色だと、日当たりの悪い部屋でも明るく感じられるので、その点でも効果的ですよ。 最後に 限られた空間を最大限に活かして広く見せるためには、『家具の選び方』『レイアウト』『配色』の3つをぜひ意識してみてください。 「もう家具やカーテンを買ってしまった!」という方でも、レイアウトは今からでも変更できると思います。 レイアウトを変えるだけでも、ずいぶんと印象は変わるはずです。 ただし、部屋を広く見せることにこだわりすぎて、自分の好みのインテリアから離れてしまっては元も子もありません。 どんなお部屋にしたいのかという希望も明確にしたうえで、上手にお部屋を広く見せるポイントを取り入れてくださいね。
















